今日は朝からものすごい雨で、少し肌寒い感じもします。
(過去一の雨)
いつもホテルの部屋に帰ってくると部屋が綺麗に掃除されていますが、本当に毎度ありがたいことですね。
それで朝シャワーを浴びていて思ったのですが、人生は生きるのが難しいとよく言われますけど、たぶん生きるだけならそうでもなくて、人と生きるのが難しいんだろうなと思いました(小学生の感想並)。
そんなわけで朝ごはんを食べにきました。
本当はいつもの韓国定食屋に行こうかと思っていましたが、雨も酷かったので通りすがりに見つけたお店に入ることにしました。
(ここから苦難が始まる)
付いてきたスープが明らかに辛そうでほんのちょっと舐めてみたのですが、これ一口でもいってたら死んでました。
(地獄の形相)
というか、韓国に来て3日目くらいに朝にキムチチャハンと夜にビビン冷麺を食べた日があったのですが、翌日にもうお腹を壊してしまい、韓国では二度と辛いものは食べないと誓いました。
それでこのスープを舐めた後にチャプチェ丼を食べたら、依然として異様に辛くて何事かと思いましたが、どうやらチャプチェ丼それ自体もまあまあ辛いようでした。もうわからん。
結局、本当に申し訳ないのですが、全部食べられずにお店を出ました。というか、ご飯のところは食べられましたが、チャプチェはほとんど無理でした。
(失意の中、乗車)
雨が結構降ってきて、ソウル図書館で本でも読むかと思い、そちらに向かいました。
(雨の中をテクテク歩く)
ソウル図書館前では去年の梨泰院の事件の追悼が行われており、僕が去年まさに梨泰院に滞在してから二ヶ月後とかの出来事だったので、非常にショックを受けたことを覚えています。
(これがソウル図書館)
ただの観光客でも中に入るだけならすんなりと入ることができて、気軽に見て回れました。最初に入ったときに「人が地面に座っている?!」と驚きましたが、たぶんそういうスペースでした。
(座り込み読書)
しかし休日とかにカンナムcoexの図書館に行くと、人が来すぎて席がないため、地面に普通に座って本を読んでいる人とかいるので、実際はどうなのかよくわかりません。
(普通の図書館といった感じ)
お昼前でしたが、この時間帯から勉強とかに来ている人がいて、六法全書的なものが開かれたまま放置されている席とかがありました。
ソウル市の図書館なので、可もなく不可もなく実務的な図書館だという印象を受けました。
しかし自分は日本の国立図書館とかその他のデカい図書館に行ったことがないので、自分のとこのはどんなもんなのか、今度行ってみたいと思います。
(ここでずっと本を読んでいた)
僕も地面に座って本を読んでいる人たちにならって、靴を脱いであぐらをかきながら本を読んでいましたが、ある程度まで読むと図書館内を散策しました。
地下には何か世界各地の都市関係の展示が行われいました。あとは本屋とかもあり、僕はそこでソウル図書館をモチーフにした絵葉書を三枚買いました。
(もちろん東京も紹介されていた)
もともとこのソウル図書館というのは旧ソウル市庁舎を改装して図書館にしたものなので、3階に行くと旧ソウル市庁舎に関する展示が見れます。
(旧ソウル市長室も見学可)
このフロアを司る案内のおばちゃんみたいな人が「写真とか全然撮ってくれて構わないわよ〜(※意訳)」と言ってくれたので、遠慮なくパシャパシャ撮らせていただきました。
(機密資料っぽいのも遠慮なく撮影)
外国だからこうやって市庁舎の建物とかに見学に来ていますが、振り返ってみると自分が住んでいる東京のことは何も知らないなと反省したので、帰国したら東京のこういうところにも足を伸ばしてみたいと思います。
(外は相変わらずの雨)
少し気分を変えようと思い、そこから徒歩でMMCAという国立の現代アート美術館に向かいました。意外と距離があり、雨に苦戦しました。
(それでも何とか着く)
先に感想を言ってしまいますと、ここは何だかすごかったですし、たぶん一番僕好みの美術館な気がしました。
(良すぎん?)
たぶんと言ったのはなぜかというと、常設展の入り方がよくわからず断念したからです。そんなに気に入っておいて入らないなんてあるか?と思われるでしょうが、それは自分も思っています。
(良さの概念)
たぶん今のところの計画で行くと、1日何もする予定のない日があるので、その日に改めてここに行こうと思います。
展示を見れなかったので物販を見たのですが、良い商品がバカスカ売っていました。その中で選びに選んでカタログと本とポストカードを買いました。
(選ばれし者たち)
また来ることを硬く決意して、今日は美術館を出ました。
外に出ると雨がエグいくらい降っていて、もうヤバかったですよ。何でソウルってこんなにエゲツない雨が降りまくるんだろう?と考えながら歩いていましたが、そのうち雨の酷さゆえに考えるのをやめました。
(放棄of思考)
歩いているときに去年来たときと同じ場所を通ったのですが、そのときは暑いくらい晴れていたという違いはあるにせよ、どこか感慨深かったです。
(去年の写真)
(そしてこれが今回)
前回来たときに書いていたインスタの日記に「またすぐに来ます」と決意をしたためていたのですが、こうしてちゃんと来れたことに少し感動です。
この前帰るときはまたここに来るために一年間頑張ろうと思いながら帰国したのですが、今回はちゃんと自分の成長した姿をソウルに見せることができているのでしょうか。
(ソウル、見てるか〜?)
はい、雨がどこかに避難しないといけないレベルになったので、急遽、屋上含めて4階まであるスターバックスに身を寄せました。
(今回の要塞)
韓国のスタバって何があるのかよくわからず、今までは咄嗟の決断でカフェラテを注文していましたが、今回は済州島から採れた茶葉で出来上がった緑茶なるものがあると知り、それにしました。
(今回も韓国語でちゃんと頼めた)
雨も降っていたのでそこで本を読みながら長々と過ごしていて、その本は読み終えました。ちょうど良いタイミングだったので、そこでお店を出ました。
(雨との闘い、再開)
店を出ると少し雨が弱まっていて「俺の作戦通りだわ」と余裕こいて歩いていましたが、内心はいつまた雨が激しくなるのかと不安に駆られながら「作戦通りであってくれ...!!」と常に念じていました。
(願いは通じず)
もう本当に雨がすごくてですね、寒いまでありましたよ。半袖で歩いていたので、少し後悔しました。しかし逆に雨が降ってるときこそ写真を撮ってやろうと思い、いつもより多く撮影した気がします。
夕飯は行ってみたいビビンバ屋さんがあったので、雨が強くなり一層寒くもなりましたが、そこまで頑張って歩くことにしました。
(寒すぎてサムスン)
何とかビビンバ屋さんにたどり着きましたが、どうやらお店はオフィスビルの地下にあるようで、最初どこにあるのか少し戸惑いました。
一番食べてみたかった牛肉の石焼ビビンバを注文しました。しかしなぜかチヂミが最初に出てきて「こいつはなに?」と不思議でたまりませんでした。
(なぜかチヂミ)
店員さんに聞いたところサービスでどうやら付いてくるらしく、安心して食らいつきました。そしてまもなく本命の石焼ビビンバも到着しました。
(My favorite food...)
しかしオフィスビルの地下なだけあって、仕事が終わった会社員たちがみんなサムギョプサルを食べていて、僕一人だけ、しかも店のど真ん中の席に案内されて石焼ビビンバを食べていたので、アウェイ感が半端ではありませんでした。
それでも味はめちゃくちゃ美味しかったです。食べ終わると風のように速やかに支払いを済ませて店を後にしました。
(食べ終わると夜になっていた)
それから地下鉄に乗り、カンナムまで帰りました。そこからダイソーに行って何か良いものがあれば買おうと思い、立ち寄ることにしました。
(悪の枢軸の本部みたいな店構え)
そこで色々見ていたのですが、求めていたものを見つけたときの瞬間は最高でした。僕が探していたのはこれです。
(結局欲しいのはこういうやつ)
僕の日記を読んでいる方なら知っていると思いますが、僕は家で石焼ビビンバをしょっちゅう作るので、それ用の韓国風のスプーンを前から欲しいと思っていました。
そのスプーンに韓国の銀の箸がセットで付いているものを買い、あと韓国料理屋に行くと絶対に白米がこの容器で出てくるあれを買いました。
みんな結局こういうものを求めているんですよね。少なくとも僕はそうです。これこそまさに欲しかった当のものです。痒いところに手が届く、もはや届きまくり。
僕はこれらをダイソーで買ってウキウキでホテルに帰りました。帰ってからはまた本を読み、そして珍しく当日中にこの日記を書いています。
明日からはまた晴れるようなので、晴れの日に最適な場所にでも行きたいと思います。今日もまた色々買った日でした。
ちなみに今日の日記の初めにホテルの清掃の方に感謝の言葉を送りましたが、今日は帰ってきたら部屋の清掃がされておらずウケました。
バスタオルとかが欲しかったので受付の人に言ってみたら、どうやら忘れていたようです。人生、そういうこともあるよね......